約1年半使ってきたウェアラブル活動量計の「EPSON PULSENSE PS-100」。
当時としては、数少ない脈拍を測れる活動量計のひとつで、
1日の脈拍の変化がどんな感じなのか知りたかったこともあり購入した。
ちなみに、それ以前に使っていた活動量計は初代「Jawbone UP」。
EPSON PULSENSEと過ごした日々
PULSENSEが初代UPと比べて良かった点は、何より脈拍を計測できること。
脈拍の変化によって、リラックス/エキサイトしている時間がわかる「こころバランス」という機能もなかなかおもしろかった。
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また、初代UPはiPhoneのイヤホンジャックに直接挿して、データを同期するというアナログな感じだったが、
PULSENSEは、いまでは活動量計で当たり前になっているBluetooth接続。
Bluetoothの接続がやや不安定なところもあったが、ワイヤレスでデータを同期できるのは画期的だった。
しかし最近、どうもPULSENSEの調子がおかしくなってきた。
症状としては、原因不明でいきなりバイブレーションする。しかも何度も。
どうもiPhoneとのBluetooth接続が一旦切れて、再接続しているような感じだが、アプリを起動して接続状況を確認しても、またすぐにバイブレーションしだす。
PULSENSEでは、着信通知やアラームでバイブレーションを利用できるわけだが、
意味もなく、手首でバイブレーションされたら、たまったもんじゃない。
なので、エラーでバイブレーションし始めたら、手首から外して放っておくという日々を過ごしてきた。
一応、ファームウェアのアップデートなどもしてみたが、効果はなし。
まあ、活動量計の買い替えサイクルは、スマホとかよりも早くて、1年かなと思っているので、もう替え時なのかなと思ったしだい。
それで、次に買いたい活動量計をいろいろ探してみた。
PULSENSEで不満だったこと
PULSENSEで一番不満だったのは、毎日充電が必要なこと。
初代UPは1回充電すれば約1週間は使えたので、これは不便に感じた。
スマートウォッチとかもそうだけど、スマホを毎日充電しなければいけないのに、それに加えて活動量計も毎日充電が必要というのは、かなり面倒だ。
最近では、ボタン電池で半年から1年間、充電不要で使える活動量計も出ているけれど、できればそういうほうが望ましい。
たとえば、「MISFIT RAY」とか。
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ただ、その場合、心拍(脈拍)計測機能は諦めなければならない。
心拍計測機能が付いているものだと、充電は必須でバッテリーは長く持って約1週間。
ただ、PULSENSEを使ってきて、たしかに「こころバランス」とかはおもしろいけど、心拍計測機能はそれほど必要じゃないかなという気もしている。
心拍計測機能があると、睡眠とかもより正確に計測できるので、良いことは良いのだが。
あと、もう1つ、PULSENSE(PS-100)で不満だったのが、時計表示がないこと。
いま何時かなと確認したいときに、わざわざスマホを取り出さなければならない。
妻に「いま何時?」と聞かれたときに、「えーっと」といって、PULSENSEを見て、
「いや、わからないでしょ。それじゃ…」
という鉄板のコントを繰り広げることはできるのだが、それ以外の場面では不便だ。
ちなみに、PULSENSEの上位モデルでは、時計機能が付いたものもあるのだが、そこに行く気はしなかった。
PS-100がそこまで満足いくものでもなかったし、どうせなら他のメーカーの活動量計を試したいということもあり。
次に買いたい活動量計を検討してみた
というわけで、充電不要なこと、時計表示があることから、候補として考えていたのが、
Garminの「vivofit 3」。価格も1万円強と、なかなか魅力的だ。
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ただ、どうもデザインがしっくり来ない。
前モデルの「vivofit 2」と比べて、デザインが劣化している気がするのだが……。
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そんなこんなで、いざ購入までには至らなかった。
次に考えたのが、アナログ文字盤のスマートウォッチ。
コネクテッドウォッチとか、ハイブリットスマートウォッチとも呼ばれるものだ。
時計を確認したくて、活動量(というより、どちらかというと睡眠)を計測したいなら、アナログ文字盤のスマートウォッチも良い気がした。
Apple WatchやAndroid Wearといったデジタルのスマートウォッチの場合、やはり毎日の充電が必要だが、
アナログ文字盤のスマートウォッチであれば、充電不要で1年程度使える。
代表的なブランドとしてはWithingsがあり、価格面では「Activite Steel」「Activite Pop」が魅力的。
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とくに、Activite Steelはビジネスにもマッチしそうな高級感も備えている。
Apple Watch以外の最近のスマートウォッチでは、このジャンルが盛り上がっていて、
とくに、MISFITを買収したFossilグループが力を入れている。
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価格としては、Withingsよりも若干高いが、それでもスマートウォッチとしては手頃な価格といえるだろう。
Activite Steelに関しては、かなり欲しい気もしたが、
本体のデータ保管期間が38時間とのことで、ほぼ毎日アプリを起動してデータを同期する必要があるのが、少し気になって、結局購入には至らなかった。
なぜかPebble Timeに落ち着く
とまあ、PULSENSEについては、もう使用をやめることを決意したわけだが、
新しい活動量計やスマートウォッチは購入することなく、じゃあどうするのかといえば、
だいぶ前に買ったけど、あまり使っていなかったスマートウォッチの「Pebble Time」を使うよ、というのが結論。
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実は、このPebble Time、KickStarterのキャンペーンで購入していて、ちょうどPULSENSEと同じくらいの時期に届いていたものだ。
Pebble Timeは、Pebbleが出した第2弾のスマートウォッチで、カラーディスプレイを搭載しているのが特徴。
Apple Watchのようなタッチパネルは搭載していないが、充電は公称で約1週間持つ。
実際に使っていても、少なくとも4、5日は十分に使える感じだ。
しかし、脈拍が測れるというメリットから、PULSENSEを常用していて、Pebble Timeは休日出かけるときなどに、たまに着けるのみだった。
うっかりホワイトモデルを購入してしまったこともあり、服装によっては、かなり浮く感じだったが、
ベルトを交換したところ、だいぶしっくり来る感じになった。
というわけで、いろいろ検討した結果、
そんなPebble TimeをPULSENSEの代わりに使っていこうかなと考えている。
ちなみにPebbleは先日、ウェアラブル活動量計の雄であるFitbitに知的財産権と人材を売り渡すことを発表した。
これはバイアウトとか子会社化ということではなく、債務整理に近い話のようだ。
Pebbleのスマートウォッチ製品については、2017年中はサポートが継続されるものの、その後はサービスは終息の方向。
KickStarterで支援した人間としては残念ではあるものの、そこはアマノジャクであるワタクシ、
「それなら使えるまで、Pebble Timeを使い切ってやろうじゃないか!」
と考えているしだいである。
ちなみに、Pebble Timeでは、アップデートで追加されたPebble Healthというアプリがあり、活動量と睡眠時間を計測可能だ。
また、Pebble HealthはGoogle Fitとデータを同期できるのだが、Google Fitはあまりイケてなくて、睡眠時間が管理できない(たぶん。違ったらゴメンナサイ)。
そんなこんなで、今回、PebbleアプリのMISFITを導入して、端末としてはPebble Timeを使いつつ、アプリはMISFITで活動量と睡眠時間を管理しようと思う。
MISFITのアプリの使い勝手が良ければ、データを蓄積しつつ、
将来的には、MISFITのアナログ文字盤スマートウォッチである「MISFIT PHASE」に移行するのが良いかなと考えている。
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